異色の女性職人さんたち
今回は、女性ばかりになってしまうのですが、皆さん、珍しい経歴の持ち主。
元々好奇心とチャレンジ精神が旺盛な方たちだからこそ「職人の道」に進まれたのかもしれませんね。
鬼瓦職人(鬼師)の 伊達由尋さん(愛知県)は、
アイドルとして活動していたが、「天才鬼師」と言われた高祖父の作品を見て、本格的に鬼師を目指す。2017年、23歳の若さで鬼師の試験に合格。
のだそう。伊達屋さんのウェブサイトはこちらです。
ここで、白状しちゃいますと・・・
上記サイトのオンラインショップで、お地蔵様を見つけ、1100円とお手頃価格だったこともあり、即クリックしてしまいました。
お地蔵様といえば、伊勢根付職人の梶浦明日香さん(三重県)のサイトでも見かけたのですが、こちらは「販売済み」。とはいえ、もしまだ販売可だったとしても、私にはとても買えなかったと思います。
梶浦さんも異色の経歴の持ち主で、元NHK名古屋放送局のニュースキャスター。
ニュースキャスターのころ、取材を通して伝統工芸の魅力と危機を知り、2010年に伊勢根付職人の中川忠峰さんに弟子入り。若手職人グループ『凛九』のリーダー
とあります。ウェブサイトはこちらです。
異色といえば、同じく三重県の食品サンプル職人・安藤恭子さんも。
おいしいものへの想いが人一倍強く「食べられないけど、食べ物として作る」ことがモットー。本物そっくりな製品づくりのため、料理教室にも通い、おかし教室の先生になるほどのうで前にもなりました。
とあります。
驚いたのは、「本物の食材から型を取る」というところ。「いちばんおいしい瞬間を表現することが大事」だからだそうです。目からウロコでした。
伝統工芸の枠組みからは外れるにせよ、食品サンプルの歴史も結構古く、大正時代に生まれたそうです。
子どもの頃、デパートの食堂で美味しそうな食品サンプル見ながら「どれ食べようかな~」ってワクワクしていたことを思い出しました。
一気に九州、鹿児島に飛びます。
薩摩切子職人の中根櫻亀さん。(亀は旧字体です、ごめんなさい)
本書の中では一番年上(私と同い年!)で、それだけで親近感を覚えましたが、そのご経歴は、半端じゃありません。途絶えていた薩摩切子を、師匠もいない中『復活』させた凄い方です。
中根さんはWekipediaにも載っておられますので、そちらもご参照ください。
お次も鹿児島、薩摩ボタン職人・室田志保さん。
この方も「まぼろし」となっていた薩摩ボタンを復活させた女性。
薩摩ボタンについては、本書からそのまま引用させてもらいますね。
小さなものだとコインほどの陶器に、美しい絵を描く薩摩ボタン。描く線は0.1mmの世界で、ものスゴい集中力が必要です。この細かな絵付けは、最後の「焼き」が仕上がりを決めます。ポイントは窯の温度。(中略)何度もテストした結果、どの色も理想通りになる750度と言う温度を発見。描いた絵が、さらに美しくかがやくようになりました。
ここでいう陶器とは「白薩摩」のことで、暖かい色合いと美しいヒビが特徴の白い焼き物のこと。また細かい絵付けに使う筆は、京都の職人さんが、一本一本手作りしたものだそう。
う~~ん、まだまだご紹介したい職人さんがいっぱい・・・
その③に続けることにして、今回はこれにて、お・し・ま・い 。<m(__)m>






