数か月前に読んだ本
認知症新薬(アデュカヌマブ~舌噛みそう!)がアメリカで承認されましたね。
開発したバイオジェンや日本のエーザイの株価も高騰したようです。
今朝たまたまついていたテレビに出てらした下山進さんというお名前に見覚えがありました。
そうか、数ヶ月前、武雄図書館の新刊コーナーで借りた「アルツハイマー征服」の著者か!とそのままテレビの前にかじりついていました。
アルツハイマー型認知症に関わる仕事をしていたこともあり、新薬承認のニュースは吉報の部類なのですが、懐疑的でもあります。
ドネペジル塩酸塩(エーザイの商品名はアリセプト)も、どこまで効果があったのか?
明らかに必要がないと思われる方にまで延々と処方され続けている現状も知っているので。
アデュカヌマブという単語にも「見覚え」があったのは、この本で読んで《知って》いたからなんですね。(今回「聞く」まで忘れていましたが)
上記の本、アマゾンでは4.5という高評価、絶賛されていましたが、私はそこまで感銘は受けませんでした。
新薬開発に至る人間ドラマとしては面白かったものの、コトはそう美談でもなかったろうという穿った見方もしてしまったのです。《征服》も大袈裟すぎると思いましたし。
それで最後の章は読まず返却してしまいました。
今にして思えば最後まで読んでおくべきだったかなとは思います。
今借りようと思ってもおそらく借りられないでしょうし、買ってまで読もうとは思いません。
手元に本がないので、引用できないのが残念ですが、アマゾンレビューを読んでみるのもいいかなと思います。(下記クリックしたらそのページにとびます)
(実はレビューを読んで「しまった!もう少しちゃんと読んでおけばよかった。せっかくタイムリーに借りた本だったのに!」と後悔したのでありました。)
見切り発車ですが、これでアップします。続編書けたら更新しますね。