ちのっぷすの読書覚書

『!』と思った文章や琴線に触れた言葉のメモ集

シアンのノート

電子書籍のご案内

今日は、義理の息子次女の夫)の電子書籍絵本の紹介です。

アマゾンでは取り扱っていないので、下記にサイトを2つ貼り付けておきますね。

シアンのノート(DL版) - okapika - BOOTH

#絵本 シアンのノート - オカモトピカリのマンガ #イタチ #キリン #ミミズク - pixiv

#絵本 シアンのノート - オカモトピカリのマンガ #イタチ #キリン #ミミズク

どちらでも、オンライン上で、サンプル版だけでなく、全編読めるようです。

もちろん、購入してダウンロードくださったら、義母としてこの上なく嬉しいです!

 

著者である次女は中学の同級生。

高校は別々で、大学もそれぞれ他県に進学しましたが、お互いに就職したのち、東京で再会し、一昨年入籍。

絵本に出てくる「イタチ」「キリン」は中学の文集で「自分を動物に例えると?」に、それぞれが自身を例えた動物だとか。

次女がなぜ「イタチ」を選んだのかは、実は私にはサッパリわかりませんが、彼が「キリン」を選んだのは「大好きな動物だったから」か、な?

「キリン」がことのほか、好きだと次女から聞いたことがありましたから。

生真面目だけれど、自己肯定感の低いイタチのシアンを、その身体同様大きな大きな温かい目で見守り、励まし、寄り添ってくれるキリンのアンバー

ちなみにシアン(cyan)は色名でもあり、インクジェットプリンターのカラーCでもおなじみの三原色のひとつ。水色に近い青緑色、とあります。藍紫色(らんししょく)とも呼ばれるそう。

アンバー(amber)琥珀のことですが、色名でもあり、琥珀に似た色。色彩学的には、オレンジを中心に暖色系の色オレンジ)が暗くなった色味の総称だとか。

寒色系の色を悲観的暖色系の色を楽観的な性格の比喩に使ったのかもしれません。

クスっと笑えるシーンを、文章だけ引用しますね。これだけでは全然伝わらないので、ぜひそのシーンの絵を見てほしいです。

「いつか広い場所で 思いっきり ボール投げをしたい。」

「全然うまくないんだけど。」

「いいね、やってみなよ」とアンバーは返します。

「あとね、たくさん勉強して いつか先生になりたい。」

「まだ知らないこと ばかりなんだけど。」

「いいね。先生になりなよ。」とアンバーは返します。

投げたボールは、的に全然届きません。

シアン先生の説明に、3匹の生徒たちの頭の上には???が大きく浮かび、シアンはションボリうなだれます。

この4コマのシーン、ほのぼのとしたタッチで思わず顔が綻ぶこと請合いです!

ぜひ、上記サイト、覗いてみてくださいね!<m(__)m>