ちのっぷすの読書覚書

『!』と思った文章や琴線に触れた言葉のメモ集

てぶくろ&アラベスク

タイトルの意味がわかるでしょうか?

ウクライナの国旗の色です。

そのウクライナの民話絵本てぶくろは、冬の絵本の定番で、自身の娘たちやボランティア活動で何百回も読んだと思います。

我が家にも年季の入った絵本、まだありますが、アマゾンから貼り付けておきますね。(アフィリエイトはしておりませんので、安心してクリックしてみてください)

初版は1965年我が家にあるのは 1995年版 第94刷とあります。

私が3歳頃に福音館から出された本ですが、私自身は読んでもらった記憶はありません。(記憶がないだけでなく、実際に読んでもらったことはないと思います)

でも95年版は、当時2、3歳だった娘たちに何度も何度も読んでいました。

くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎ・・・と同じフレーズが繰り返されるリズムの良さは、読んでいる方にも聞いている方にもに心地よかったのだと思います。

久し振りに声に出して読んでみて、娘たちが幼かったころを思い出し、ちょっとウルウルきていた私は、夫にも読んでみるよう勧めてみました。

が、目で読んだだけの夫はひとこと。

「どこがおもしろいのか、わからん」

う~ん、まぁ、筋という筋があるわけではないですし、手袋の中にねずみはともかく、最後は熊まで入ってしまうのですから、ナンセンスと言えばナンセンス。

でも、これはやっぱり声に出して読むべき絵本でしょう。

冬の絵本の定番中の定番長年のベストセラー

(今だと第何刷になっているのでしょう?)

今のお父さんたちと違って、当時は「24時間戦えますか?」の時代ですから、夫が娘たちに読み聞かせをしたことはありません。(子供の寝顔しか見ることのできない毎日)

今の時代のお父さんたちが、その点ではとっても羨ましいですね。

ところで、ウクライナキエフと聞いてまず私が思い浮かべたのは、山岸涼子バレエ漫画アラベスクでした。

こどものころの記憶力って本当に凄いと思います。

キエフ=ノンナ・ペトロワの出身地 と即座に反応したのですから。

アラベスクの主人公ノンナ・ペトロワは、ウクライナ共和国(!)キエフのバレエ学校の生徒で、レニングラードバレエ団ユーリ・ミロノフに見いだされ、プリマとして成長していく・・・という物語。

アラベスクは1970年代に雑誌「りぼん」(集英社)に掲載されていましたが、私がりぼんの購読をやめた頃(小学4年)に「LaLa」(白泉社)に移ったようです。

漫画を小4で一時やめたのは、今にして思うととても残念。(感受性の点でも、記憶力の観点からも)

再講読し始めたのは中学2年。さすがにりぼんはこどもっぽかったので、LaLaを愛読し始め(きっかけは、のがみけいの漫画が載っていたから)大学受験以降も読んでいたように思います。

アラベスクも途中で読みやめていたわけですが、高校生になってから、白泉社のコミックスで集英社時代のも含めて読み直しました。

(絵柄が随分変わっているのに驚きました。作者も成長したのですよね)

実家にはまだあると思います。(表紙外さなきゃよかった)

一番上に戻りますが、

ウクライナの国旗の色はひまわり畑、を表しているのだそうですね。

ここで、の鶴の画像をご覧ください。

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アクロス福岡でのAクロスの会(3月7日~12日)にて展示されていた、ビスクドール作家・村瀬順子先生のお人形の脇にさり気なく飾られていた鶴です。

Aクロスの会について興味がおありの方は、以下をクリックしてみてください。

ちのっぷすの徒然五行歌

今年は終了しましたが、来年も同時期に開催予定です。

 

ウクライナに、そしてロシアにも平穏な日常が戻りますように・・・。