ちのっぷすの読書覚書

『!』と思った文章や琴線に触れた言葉のメモ集

白い帽子~車のいろは空のいろ

出会いは国語の教科書その2 先日の続きです。 好きなお話ナンバー1『スーホの白い馬』の次は『ごんぎつね』なんですが・・・ 飛ばしてナンバー3『白いぼうし』について 白いぼうしはあまんきみこの「車のいろは空のいろ」シリーズのひとつ。 3年か4年の時…

スーホの白い馬

出会いは国語の教科書 小学校の国語の教科書で出会ったお話の中で、ベスト3は ①2年生の時の『スーホの白い馬』 ②4年生の時の『ごんぎつね』 ③それから3年か4年の時の『白いぼうし』 では1番目のスーホの白い馬から。 これはもう教科書で出会った時から、こ…

第三のチンパンジー

第三のチンパンジー=人間 見出しの通り、タイトルの「第三のチンパンジー」とはヒト科ヒト属ヒト、つまり人間のこと。(ちなみにチンパンジーもヒト科です) サブタイトルは《人間という動物の進化と未来》とあります。 若い読者のための第三のチンパンジー…

人間を究める&生命を究める②

続「究める」シリーズ スタディサプリ 三賢人の学問探究ノート(3) 生命を究める 作者:福岡 伸一,篠田 謙一,柴田 正良 発売日: 2020/03/17 メディア: 単行本 シリーズ本の第3巻。 2巻はまだ読んでいないので、なんともいえないですが、少なくとも1巻と3巻は併…

人間を究める&生命を究める①

三賢人の学問探究ノート ようやく武雄図書館に行くことができ、新刊本コーナーから借りてきた本の中の2冊です。 スタディサプリ 三賢人の学問探究ノート(1) 人間を究める 作者:松尾 豊,長谷川 眞理子,廣野 由美子 発売日: 2020/03/17 メディア: 単行本 スタ…

You're All My Favorites

お気に入りの2人の共作 《Guess How Much I Love You 》の Sam McBratney と Anita Jeram コンビによる素敵な絵本、本棚の整理をしていて見つけました! You're All My Favorites (English Edition) 作者:McBratney, Sam 発売日: 2012/12/21 メディア: Kindl…

アフターデジタル

デジタルトランスフォーメーション 本を読む時間はタップリあるにもかかわらず、覚書の方は半月以上アップしていませんでした。 で、今日の本はひと月以上前に、武雄図書館の新刊コーナーからゴッソリ借りてきた本の中の一冊。 アフターデジタル オフライン…

最後の講義(石黒 浩)―1000年後のロボットと人間

ロボットと人間の関係 ご自身のジェミノイドであるイシグロイドやマツコ・デラックスそっくりのマツコロイドを作られた石黒 浩博士の本。 最後の講義 完全版 石黒浩 作者:石黒 浩 発売日: 2020/02/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) NHKのドキュメンタリ…

あなたに出会えてよかったぁ

オークションで出会った本 青芽さんの河童花瓶を目にしたことから、ふっとオークションサイトを覗いてみたらどうだろう?と思い付きました。 で、早速検索。 瓢箪のような花瓶に河童が一匹(ひとり?)くっついているものを見つけ、もしかしたら青芽さんの作…

ざくろの空

トンチンカン! トンチンカン人形とその作者久保田馨氏についての諸々は《徒然五行歌》の方に詳しいのであえてここには記しません。 《読書覚書》は 『!』と思った文章や琴線に触れた言葉のメモ集 と銘打ってますもんね。 タイピント画廊で購入した図録。左…

分かちあう心の進化

ひと月ぶり! プータロー生活でヒマ持て余しているはずなのに、こちらのブログのアップがなかなかできず、約ひと月ぶりとなってしまいました。 その間、読書していないわけじゃあなかったのですが、紹介文をうまくまとめるのがつい面倒で・・・。 で、今日の…

宇宙に命はあるのか

イマジネーション 今年になってまだ2ヶ月ながら、今年のベスト3に入る本だと断言できます! それくらい面白かった。 鳥は翼で空を飛ぶ。人はイマジネーションで月へ行く まさに、イマジネーションこそがヒトを人たらしめている大きな要因でしょう。 宇宙に…

死の同心円

ようやく・・・ 父の被爆体験記の裏付けと引用文のために、被爆医師秋月辰一郎先生の《死の同心円》を近場の図書館で検索していたのですが、 ようやく武雄図書館で借りることができました。 糸島市図書館にも福岡市総合図書館(分館含め)にも置いてなく、さ…

ちのっぷすの今日の本:ナガサキノート

被爆者の生の声 前回の帰省時に、父から原稿用紙20数枚にも及ぶ被爆体験記を手渡されました。 父は88歳。 今のうちに被爆者の証言を遺しておきたいと思ったのでしょう。 wordに入力し直し、小冊子にするよう仰せつかったのです。 父の被爆談は、2008年か2009…

宇宙から帰ってきた日本人

糸島図書館の新刊本コーナーに並んでいたので、早速借りました。 サブタイトルに《日本人宇宙飛行士全12人の証言》とあります。 もう12人も宇宙に行ったの?と軽いショック。 え~と、日本人ではじめて宇宙にいったのはジャーナリストの秋山豊寛さんだったよ…

安楽死特区

平穏死・尊厳死・安楽死 小説「安楽死特区」 作者:長尾 和宏 出版社/メーカー: ブックマン社 発売日: 2019/12/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) 《平穏死》について数々の講演や書籍を出版されている長尾和宏先生の本-それも小説!-ということで興味津…

オリジン・ストーリー②

年越し読書 昨年の大晦日、1日で読了するのは勿体ないから『年越し読書』にすると宣言していた『オリジン・ストーリー』、再度読み始めたのが、本日5日になってから。 すでに年が明けて5日! だらだらと朝寝を決め込むばかりで、なぁ~んにもしていません。 …

オリジンストーリー①

1年の締めくくりに 大晦日ですから、壮大なストーリーで締めくくりましょう。 ディビット・クリスチャンの『オリジン・ストーリー(A big story of everything)』 サブタイトルは『138億年全史』 オリジン・ストーリー (単行本) 作者:デイヴィッド・クリスチ…

どんなにきみがすきだかあててごらん

2年前!! どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋) 作者:サム マクブラットニィ 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 1995/10/01 メディア: 大型本 なんとか今年中にアップしておこうと、一番好きな絵本を載せてみました。 邦題「どんな…

最後の読書

「感嘆符!」再び~鶴見俊輔さんについて 読書覚書をリニューアルするにあたって、旧読書覚書と読書三昧を手動で(ってコピペするだけですが)せっせとこちらにお引越ししています。 ですから2年前に読んだ本があたかも今日読んだ如くに記してありますが、そ…

共感のレッスン

超情報化時代 タイトルはいまひとつピンと来なかったのですが、副題の《超情報化社会を生きる》に惹かれたのと、何より尊敬する植島先生のご本だったので、借りて帰って即読み始めました。 結果、大正解!うんうんうん・・・と頷きながら読み進めました。 対…

美しすぎる「数」の世界

サブタイトルに惹かれて・・・ 五行歌なんてやってるくせに、実は、詩や短歌には殆ど興味がありません。 どころか「なぁんかウソっぽい」と思ってしまうほうです。 例えば中学の国語で習った宮沢賢治の『永訣の朝』や高村高太郎の『レモン哀歌』など。 最愛…

いのち弾ける!

本の中には「!」がいっぱい 《徒然五行歌》とともに始め、三日坊主になっていた《読書覚書》をこの度リニューアル。 といっても、記事はほぼそのままなので、旧ブログは削除しようと思います。 それでは・・・いきなり長めの文章ですが・・・昔は気合が入っ…